お知らせ
SDGsラボ@ラボグループ(一般社団法人家庭まち創り産学官協創ラボ)が、京都大学SDGsコンソーシアムの協力パートナーとして参画。食品ロス問題の解決に向けた仕組みを拡大
SDGsラボ@ラボグループ(一般社団法人家庭まち創り産学官協創ラボ)は、環境省等と共に、京都大学 京都超SDGsコンソーシアムが主催する食ロス削減への取り組み「みんなの食ロス革命」に、協力パートナーとして参画いたします。
まだ食べられる食べ物が廃棄されてしまう食ロス問題。日本では海外から多くの食品を輸入している一方で、令和2年度の日本国内における食品ロス量は約522万トン(※1)と推計され、現在も多くの食べられる食品が廃棄されています。
食品ロスの削減に向けて、日本では「家庭系及び事業系の食品ロスを2030年度までに2000年度比で半減する」(※2)との目標が定められています。食品ロス問題の解決には、生産者・小売業者・消費者が一丸となった、食品焼却廃棄ゼロを目指した仕組みづくりが必要です。
※1 環境省 我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和2年度)の公表について
※2 第4次循環型社会形成推進基本計画(平成30年6月19日閣議決定)
「みんなのロス革命」とは、京都超SDGsコンソーシアムが関係者と広く協力・連携をとりながら「食ロスゼロ」×「SDGs:誰一人取り残さない」を実現するための取り組みです。食品ごみ削減の一環として、「食ロスゼロレンジャー」や「食品ごみゼロプロジェクト」などを実施しています。
これまでは、関東圏で大企業・県庁等と共に、食品・日用品の廃棄ロスを削減する物流網を構築してきましたが、京都大学・京都府および関西圏の企業との協力体制により、物流網のスキームを全国に拡大できたらと考えております。
「京都超 SDGs コンソーシアム」は、京都大学、京都市、リコー、JT、安田産業、ソフトバンク、ecommit、セブン&アイ・ホールディングス、三洋化成工業が連携してSDGsの社会実装を目指すために立ち上げられました。
「みんなの食ロス革命」では、食品ロスの削減実現に向け、中長期的に京都をフィールドとした食品ごみのリサイクルや環境システムの構築などの取り組みが行われています。また、家庭の食品ロスを削減するための意識・行動改革「食ロスレンジャー」の普及にも努めています。京都を中心とした持続可能なプロジェクトの一環で「食品ロス」と「困窮者への食の支援」として、子ども食堂の活動支援や既存のフードバンク強化、ロスをなくして心を通わせる試み「ハートドライブ」も行っていく予定です。
ラボグループでは、今後も他の地域や企業様にも広げていけるよう、提携企業・自治体等を募集しております。ご興味のある方は、担当者からご説明させていただきますので、下記フォームよりお問合せください。
お問合せ先:(広報担当)